1970年~1972年まで各地で単独に開催されていたラリー競技のイベントが1973年に世界選手権へと格上げされて、WRCとしてスタートしました。
それから40年以上にわたりWRCは、スプリントラリーの最高峰として君臨しています。
FIAが主催している自動車競技の世界選手権としてはF1に次ぐ長い歴史を持っており、ラリーが盛んな欧州や南米ではF1に勝るとも劣らない人気を誇っています。
その特徴は、市販車をベースに競技車両を制作することが規定されており、普段街中で見かけるような車種がレースで活躍しています。
また、使用されるコースは、公道や林道などであり、路面はアスファルトで舗装されたターマックと未舗装のグラベルなど、コースによって全く違うのも特徴です。その為、コースごとのマシンのセッティングが重要になってきます。
ラリージャパン(Rally Japan)は、世界ラリー選手権(WRC)の日本ラウンド。
もともと日本では各地でラリー競技大会が行われていましたが、初めてWRCの開催国となったのは2004年と、WRCが始まってからかなり年月が経ってからのことです。
それまでWRCでは数々の日本車が世界中のコースで活躍してきました。
様々な課題をクリアして2004年にラリージャパンが開催されてからは2010年まで、北海道にてほぼ毎年のように大会が行われてきました。
2022年11月には、日本のラリーファン及び関係者の待望だったWRCが2010年の北海道開催以来12年ぶりに愛知県・岐阜県を舞台に行われました。大会の拠点となるサービスパークには約6万人のラリーファンが訪れました。
日本でWRCを継続的に開催できることを第一に考え、「ENJOY!RALLY JAPAN」を合言葉に、チーム、ファン、開催地域の皆様とともに、地球環境に優しく多くの皆様に愛されることを目指しました大会づくりをされております。
Ahead Japan Racing TeamはWRCの中で2輪駆動最速を争うRALLY4に、本年も新井大輝選手と共にプジョー208で出場します。