WRC JAPAN2022にてクラス優勝を果たした、AJRT。2023シーズンの初戦は全日本ラリー第2戦「新城ラリー2023 Supported by AICELLO」となった。
ドライバーは新井大輝選手、コ・ドライバーには新井大輝選手と共にラリー大会出場経験のある金岡基成選手がタッグを組む。参戦車両はWRC JAPANに引き続きプジョー208ラリー4を駆りJN1クラスにエントリー。AWD車両や格上のRally2車両がエントリーする中、クラス唯一のFF車両の参戦となった。
LEG1ではSS1~SS6までのセッションが行われた。
SS1では、上り坂×短いSSディスタンスによって苦戦を強いられるもSS2、3ではAWD勢に迫るタイムを記録しクラス6位総合6位で午前中のセッションを終えた。
更なるタイムアップを狙うため、サスペンションセットアップなどを変更するなど余念の無いAJRTは午後のSS4~6にてステージ総合4位のタイムを記録。AWD・Rally2勢に肉薄タイムを連発した。
明日のLEG2では天候に左右される戦いとなると予想されるため、タイヤの温存や細部のセッティング変更などLEG1最終サービスもドライバーも活躍に応えるようにメカニックの懸命な作業が行われた。
LEG2はSS7~SS11の計5ステージで争われる。