ツール・ド・九州2024 in 唐津 LEG1 レポート

全日本ラリー開幕戦のラリー三河湾を総合2位で終えたAhead Japan Racing Team。シュコダファビアR5にマシンも十分に理解が進み迎えた第2戦のツール・ド・九州。ドライバーに新井大輝選手、コ・ドライバーには群馬県戦ラリーで経験を積んだ全日本ラリー初参戦の松尾俊亮選手とのコンビとなった。また本ラウンドからAhead Japan Racing Teamとして2台目となるJN-2 MORIZO Challenge Cupにフォーミュラで経験を積んだ稲葉摩人選手、コ・ドライバーには昨年WRCを戦った立久井大輝選手が務めることになった。

晴天で迎えたLEG1の路面はドライ。LEG1であるSS1~SS6の走行を迎えた。 前回の三河湾を終えてセットアップ変更を行い、よりマシンとの一体感を増したAhead Skoda Fabia R5はSS1からトップタイムをマーク。その後その勢いは止まらずSS2とSS3もトップタイムを記録し、2番手に25秒以上の大差をつけ午前中の3本のSSを最高の形で終えた。しかし、マシンのセットアップはまだ改善の余地がありサービスAでは足回りのセットアップを大幅に変更。迎えた午後のセクションではライバル勢もタイムアップしSS4は2番手タイムとなってしまうが、SS5そしてSS6はトップタイムを再びマーク。LEG1を総合トップで折り返した。SS4からマイナートラブルが発生し若干タイムを落としてしまう場面もあったと新井大輝選手は語るが2番手との差を40秒まで広がっている。 翌日のセットアップ準備となるサービスBではセットアップ変更もほぼ無く、メンテナンスに時間を割き、メカニックがマシンを万全の状態にしてLEG1を終えた。

そして今回がラリー初参戦、MORIZO Challenge Cupに出場する稲葉摩人選手、立久井大輝選手組のAhead GR Yarisは新井大輝選手のアドバイスを受け、まずはトラブルそしてダメージがない状態での完走を目標にLEG1をスタート。初めてのラリーで戸惑いもあったものの、午前と午後で行われた同じSSで全てのステージでタイムアップ。クラス10番手でLEG1を終えた。

明日のLEG2では SS7~SS12が行われる。



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