WRC

1970年~1972年まで各地で単独に開催されていたラリー競技のイベントが1973年に世界選手権へと格上げされて、WRCとしてスタートしました。
それから40年以上にわたりWRCは、スプリントラリーの最高峰として君臨しています。
FIAが主催している自動車競技の世界選手権としてはF1に次ぐ長い歴史を持っており、ラリーが盛んな欧州や南米ではF1に勝るとも劣らない人気を誇っています。
その特徴は、市販車をベースに競技車両を制作することが規定されており、普段街中で見かけるような車種がレースで活躍しています。
また、使用されるコースは、公道や林道などであり、路面はアスファルトで舗装されたターマックと未舗装のグラベルなど、コースによって全く違うのも特徴です。その為、コースごとのマシンのセッティングが重要になってきます。