新城ラリー2023 Supported by AICELLO　LEG2レポート

LEG1をクラス4位で終えたAhead Japan Racing Team。LEG2前半のセッションSS7～SS9に挑んだ。朝のサービスではフロントに2本のニュータイヤを装着。午後の雨に備え1セット分のタイヤを残し、セッティング変更も無くサービスアウトした。
SS8では5番手タイム、SS8ではラリー2車両などのタイムを上回る2番手タイムを記録。ドライバー、コ・ドライバーの懸命な走行によってクラス3番手、総合3番手まで浮上した。
最終サービスではタイヤ4本交換、セッティング変更は行わずマシンのチェックのみを行いサービスアウト。

迎えたSS9では雨が路面を濡らし始め、コンディションが苦しくなりクラス7番手タイムと苦戦する。しかし更に雨が強くなったSS10ではトップから1.0秒落ちのクラス3番手タイムを記録しクラス3番手まで浮上した。更に雨が強くなった最終SS11では前走車に追いついてしまうほどのスピードを見せるが、結果的にタイムロスになりクラス5番手を記録。悪天候の影響もあり、クラス4番手、総合4番手にドロップし、表彰台獲得にはならなかった。

チーム初戦となった全日本ラリーを4番手で終えることになったAhead Japan Racing Team。マシンのポテンシャルの高さはあるが天候に翻弄された週末。JN1クラス唯一の2輪駆動、プジョー208ラリー4の戦いは始まったばかりです。

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